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ちょっと会社を設立する必要がありまして、よさそうな本を探していて、結果、以下の本を購入しました。
「ダンゼン得する 知りたいことがパッとわかる 会社設立のしかたがわかる本」
で、この本を読みつつ会社設立作業をしてみたところ、ちゃんと設立できました。なので、他にもしかしたらもっと良い本があるのかもしれませんが、僕の個人的な実体験として、この本で問題なく会社を設立できた、ということをお伝えします。
ただ、いくつかの点において、後から考えるとこうしておいたほうが良かったということがありますので、以下列挙します。
・定款認証も設立登記申請も、事前にいくら相談していても、当日に誤植等発見されることがあります。その際に、訂正印で直すのは面倒なことがあるし見た目も汚くなるので、持参書類を、docファイル等の編集可能なデータでも必ず持っていきましょう(USBメモリとかで)。その場で編集してもらえますし、製本もしてくれます。なお、もちろん、紙でも持参してください。
・設立登記に必要な「払込を証する書面」は、書籍には通帳の該当箇所をコピーして云々と書いてありますが、じゃあ、ネット銀行を利用していて通帳がない場合にどうするべきかという話について。
まず前提として、払込行為は、単に口座に資本金総額を超える残高があれば良いということにはなっていません(この点は何度も法務局に確認しました)。一人会社であっても、自分の口座から自分の口座に実際にお金の動きがないとダメです。つまり、払込先口座が自分のB口座とすると、自分のA口座からB口座にお金を移す必要がありますし、払込先口座が自分のA口座であれば、A口座からB口座、さらにもう一度B口座からA口座という形お金を動かす必要があります。その上で、払込先口座をウェブ画面で確認の上、銀行名・支店名・口座番号・口座名義がわかるページと、資本金払込額がわかるページをプリントアウトします。
・わからないことがあったら、法務局の登記相談窓口に電話しましょう。あまり混んでいませんし、何度か電話したかぎりでは、どのかたも全員、非常に感じよく対応してくれました。
042-540-7211
http://houmukyoku.moj.go.jp/tokyo/static/26.3.31_onseiannai.pdf