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[B! 地方] 「魅力度ランキング」栃木が最下位を脱出 ランクダウンした県は:朝日新聞デジタル
ブコメで指摘している人もいるが、「魅力度ランキング」はマッチポンプ商法。ブランド総合研究所が独自の視点で都道府県を順序付け、下位の県に対して「ランキングをあげるお手伝いをしますよ」と働きかけて金をとる。都道府県がどれだけ頑張ったところで、ランキングである以上、毎年必ずどこかは下位に位置付けられるので、永遠に仕事はなくならない。
「自治体はそんな根拠不明のランキングなど無視して、真の魅力を作る/見出すことに注力すべきだ」ということくらい、中の人は言われなくても分かっているのだが、こうやってマスコミが面白おかしく記事にして、知事の記者会見で「先日の魅力度ランキングで〇位でしたね。知事の感想はいかがですか?今後、魅力向上のためにどのようなことをしていくのですか?」などと聞いてくる。さらに、都道府県議会で議員から質問され、順位が上がるような対応を求められる。結局、この謎のランキングを無視することは許されず、少しでも来年度は上位に上がるよう公費を注入することになる。しかしながら、本来は「魅力」がそう簡単に上がるわけもない。ならどうするか。「認知度」を上げるのだ。ひたすら目立つことに注力するのだ。そう、「ブランド総研」の力を借りて。
マッチポンプ商法は自社だけでは成立しない。火をつけたら、誰かに騒いで注目を集めてもらわないといけない。確かに火をつけた人が一番悪いのだが、自分では火を消さないくせに騒ぐだけ騒いで油を注ぐ無責任な人達も同罪だと私は考える。