私はつい最近まで、とある受託開発会社の代表取締役をやっていたものだ。
私は数年前に起業をし、いくつかの困難があったが、業務委託含めてそれなりに人数集めて、複数案件をこなせるような組織を作り上げた。
しかしながら、私は人生で大きな間違えをしてしまった。それは後から入ってきた人に株式を過半数以上譲渡してしまったことだ。
世間からするとアホだと思われるだろう。ただ、当時の自分は経営経験が浅く、先行きも不安だったため、経営経験が豊富な人に言われるままに株式譲渡契約を結び、かつその人との個人間の契約を結んでしまった。
内容の詳細な部分は伏せるが、シンプルにいうと退任すると株式を全て渡せという契約だった。
当時の私はそうならないだろうと過信して、その契約にサインしてしまった。
最初は関係性が良好だった。しかし、数年経つと、相手方の主張が強くなり、創業者である私の意見が通りづらくなった。
株式を過半数持っているので、いくら私が反論しても最終的には相手方の主張になる。そんな馬鹿らしい会社に居座り続けるのは意味がないと思い、辞任を表明した。
また、後悔するべきな部分で言うと相手方の話をそのまま信じてしまい、銀行の融資を私個人で連帯保証をつけてしまったところだろうか。
相手方が逃げたら終わり、そんな何も知らずに経営してた自分が馬鹿らしい。
相手方とはいまだに揉めているが、本当に起業しなければよかった。
最後に、これを見ているスタートアップ経営者に伝えたい、株式は過半数以上渡すな、どんなに協力的な人がいたとしても信じるな、この世の中は悪者だらけだ、最後に信じるのは自分。
会社経営するのにそんな無知な人がいるとは信じ難いが、いなくもないのかな。 株式の件も融資の件も、世話になってる税理士か会計士に一言相談すれば、どうすべきか即答してくれた...
会社経営するのにそんな無知な人がいるなんて信じがたいけど、いなくもないのかな。株式の件や融資の件について、世話になっている税理士や会計士に一言相談すれば、どうすべきか...