けど、実際に店に入った瞬間、空気が違う。
なんて言うか、圧がすごい。まるで戦場みたいにピリついてるんだよね。
で、俺ビビっちゃって「あ…あ…」ってちいかわみたいになってしまってさ、もう脳がフリーズ。
そしたら近くから「チッ」って舌打ちが聞こえてきて、店員の視線が痛いくらい刺さってくるわけ。
やべぇ、このままだと何も言えなくなる。
そう思って、テンパりながら「あの、おすすめでお願いします…」って言ったんだよ。
その瞬間、時間が止まったみたいに店の空気が凍りついて、店員の髭面の兄ちゃんが「は?」って。
どうしようって固まってると、周りの客の注文が聞こえてきたんだ。
「麺固め!味濃いめ!脂多め!」とか「麺普通!味薄め!脂少なめ!」とか。
どいつもこいつも同じ形式で、注文のフォーマットがカッチリ決まってんの。
それ見て思ったんだ、これ…全体主義じゃね?って。
ほんと自由にラーメン食わせてくれよ、って思ったけど、ここでは自由は許されないんだ。
全員が同じやり方で、同じテンションで注文しなきゃいけない。
ここはラーメン界のディストピアだ。注文の仕方一つにすら選択肢がなくて、まるで自分が支配されてるような気分になった。
結局、俺は注文を諦め、抱きかかえるようにカバンを持って震えながら店を後にした。
カップ麺はお湯を入れて三分。
そう書いてあるが、三分前に食べても舌打ちされることはない。
自由がないっていうのは、恐ろしいことだ。
豚のエサでお馴染みの、店員と客のトラブルが絶えない二郎系がついに家系を下げるコピペを考えてきたか
家系って食券制だけど金払って食わずに帰ってきたアホなの?
高級レストランでもないのに「おすすめでお願いします」とか草なんだが 注文をカスタマイズできる店なのに自由が無いって面白い冗談やね