2024-08-13

お局さんよ、お局さん

お局がいろいろやらかした結果、責任者職を下ろされることになった。

お局は責任者であることに誇りを持っていて、そしてそれに輪をかけて威張りくさっていた。

責任者、と言えば聞こえはいいが、実態はただの鍵閉め係であって、他のオペレーターに対し命令するや指揮する権限などは一切ない。

であるにも関わらず何代も前のマネージャー名前を出して「私は⚪︎⚪︎さんに言われたの!他のオペレーター達をまとめるのはあんたの仕事だって!」と事あるごとに口に出し、オペレーター達にあれこれ勝手命令してたのである

当然、オペレーター達はお局を快く思わない。

故に散々歴代マネージャーに「お局を何とかしてくれ」と直談判していたのだが、マネージャー達は「お局は面倒くさいから関わりたくない」とずっと放置していたのであった。

着任前からマネージャークラス人物に「面倒くさい奴」として名が通っている、それがお局なのであった。

状況が一変したのは、新しいマネージャーが着任してからのことだ。

着任わずか数日で、お局がマネージャーに対し「意見書」なる手書き文書(その実態は偉そうな口調による根拠のない誹謗中傷オンパレード)を送りつけた。

マネージャーはお局を呼びつけ文書の内容について本人と面談し、その内容が極めて主観的、かつ非常に他のオペレーターに対し高圧的であると口頭で注意したところ「私の方があなたより勤務歴が長いのだから、私の方が偉い」と謎の主張を始めたという。

マネージャーはお局に「勤務歴の長さが職位に影響するわけではない」と重ねて注意し、そしてこの時点で「コイツマジでヤベェ。早くなんとかしないと」と思ったそうだ。

マネージャーとの面談後もお局は何ら態度を変えることなく威張りまくりサボりまくり、なんなら部署内のあちこちマネージャー悪口をばら撒きまくりトドメマネージャー名前を騙って勝手な指示を出していたことが発覚して、先日とうとう「不適格」として責任者剥奪(ってほどの仕事ではないけれど)と相成った。

本来ならザマァ、メシウマ!と喜ぶところなんだが、そう思えないのは「責任者職の後釜、頑張って⭐︎」とマネージャーから言い渡されたことによる。

日頃から責任者職でつく端金の手当なんぞくれてやるから、お局を週7で働かせろ。アイツだったら泣いて喜ぶだろ」と言っていた自分にお鉢が回ってきたのだ。死ぬほど面倒くさくてたまらない。

そしてお局は、責任者から外されても「自分の方が職歴が長いのだから偉いのだ」と繰り返し、オペレーター達をこき使う気まんまんでいる。

降格してなお態度を改めないようならお局に対し退職勧奨、解雇までマネージャー視野に入れているそうなので、それが救いといえば救いかもしれない。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん