自分の非を認めることにも抵抗感があり、相手の指摘は正しいと思う部分はありつつも、態度では頑なに「自分は間違っていない」姿勢を貫こうとしてしまう。
意固地な性格なのかもしれないが、自分は老害になったことを知る。
妻に「あなたは自立していない」 と言われた。
ただ、納得できない。人は野生動物のように1つの個体だけで生きてはいけない社会的な生き物で、「自立」と言われても、支え合いながら自立するものだと思っている。コンビニやスーパーは必要で、店舗と従業員がなければ生きていけない。竹藪でタヌキを見つけて殺して食べる生活なんかできるわけがない。人間関係に感謝しつつ、他人と支え合うのが人間だと思っている。じゃあ「自立」って何だ? 人間は一人では生きていけないだろ。会社もある程度の規模なら、社長は従業員を必要とするし、従業員には元手がないから資本家(という言い方は古いだろうが)が必要だ。
「自立していない=子供」という意味であれば、自分にはそれは当てはまらない。ずっと一人暮らしで生きてきたし、友人もいる。親や家族のような特定の誰かに経済的に頼らなければ生活ができない状況ではない。
コミュニケーションは難しい。相手に分かるような言葉をその場で瞬時に言わないと、後で言えるチャンスがない。チャンスがあったとしても「なんで今更」と言われるだけで、言う意味が無くなる。第一、取り合ってもらえない。「ネチネチ言うな」と言われて終わりだだろう。知らんけどな。
うん、老害だ。