応援団員が目当てか、
チアリーダーが目当てか。
「春の大学野球シーズンに入ってから、朝日新聞の記者になりすまし応援団に取材を申し込む事例が増えていたそうです。
記事が掲載されないことを不審に思った大学側が朝日新聞に連絡。
警察が野見山容疑者の自宅を捜索すると、元朝日新聞社員の名刺や『報道』と書かれた腕章などおよそ40点が見つかっています。
野見山容疑者は犯行を認め、こう供述しているそうです。『フリーランスより朝日新聞の記者を名乗ったほうが取材を受けてもらえやすいと思いました。
応援団やチアリーディングを撮影しました』と。野見山容疑者は名刺を偽造していたとみられます」(全国紙社会部記者)
冒頭で紹介したとおり、野見山容疑者の職業は消防士。
「幼少期をタイで過ごした野見山容疑者は、世界各国の自然に魅了されカメラマンになったそうです。ドローンでの撮影を得意とし、旅行した国は70ヵ国以上。
腕前はプロ並みで、メディアにもたびたびとり上げられ映像作家としても活動していました。
東京や神奈川に展開するタイ料理店の経営者でもあるんです」(カメラ誌編集者)
警察は、野見山容疑者に余罪があるとみて捜査を進めている。