2024-04-09

「金を払っている」という優位性が「推し活」を狂気へと導く

推し活で壊れている人、9割ぐらいは「俺はこんなに金を使ったのに!」と言いながら狂ってる。

金を使っていることによって生じる優位性を利用して自分の願望を叶えてもらうという状態が長く続いた結果として、「金さえ払えば何でも要求していいはずだ」と勘違いするようになる。

千と千尋の神隠しに出てくるカオナシと同じような状態だ。

「金を払う」という形での関係に慣れきってしまった結果、相手のことがただの商品に見えてくる。

そして、商品に対して金を払ったのだから自分の所有物である勘違いするわけである

アイドルオタク結婚報道を聞くと大量のCDを叩き割った画像アップロードするのは、「僕はこのオークションでこんなに頑張ったんだ!景品が欲しいならちゃんオークションに参加しろ!」と主張したいわけである

別にそんなオークションは行われていなくて、その場限りで金とコミュニケーションの売買が成立ししてるだけだということに気付けない。

そもそもが金でコミュニケーションを売買するということ自体おかしな話なので、歪んだ市場に長く関わった結果、認知がぶっ壊れてしまうのも仕方がないという気はする。

アイドル握手会しろYoutubeスパチャにしろファンクラブちょっとした特典配信しろLIVEパフォーマンスで客席にランダムウィンクを巻く程度にしろ、金を積むことでコミュニケーションの機会が増えるような環境、増えたと錯覚させるような環境にいると客の何%は壊れてしまうのだ。

そういった業態を取る者達は、客を壊しているという自覚を持つべきだ。

これは、居酒屋が「自分たちの商売によってアル中になって壊れてしまった人もいるのではないか」という罪悪感を抱えるべきなのかというような話ではあるのだが。

  • アイドルオタクが結婚報道を聞くと大量のCDを叩き割った画像をアップロードするのは、「僕はこのオークションでこんなに頑張ったんだ!景品が欲しいならちゃんとオークションに参...

    • そう、アイドルや声優の結婚報道で盛り上がるのはただのバズり向けネタなんだよね

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