「画像生成AIは、画像を劣化した形で圧縮してそのまま再現しているだけ。だからパクリだ」という発言をよく見かけるようになったので、少し専門的な見地から反論しておこう。まぁ、本当は「取り込んだ画像を丸パクリして出力しているだけだ」と主張したいけど、それは明らかに事実に反するのでそういう言い方をしてるんだろうけどね…。
まず、画像生成AIと非可逆の画像圧縮技術が本質的に同じものだ、というのは事実だ。実際に、画像生成AIを新たな圧縮技術に応用できるのではないか、という話はすでに出ている。なぜなら、これはどちらも「情報の抽象化」を行うものだからだ。情報からその本質的な部分を抜き出し、情報量を減らした形で蓄えておいて、あとから有用な形で利用できるようにする。
我々が非可逆圧縮において「画質の劣化」と呼んでいるものは、画像の中の本質的でない部分を省くと細部が抜け落ちる、という側面をネガティブに言っているだけだ。逆の見方をすれば、情報の本質的でない部分を削ぎ落として有用な部分を活用する技術が非可逆圧縮であり、画像生成AIであると言える。
画像生成AIについて「劣化圧縮」ということを言う人たちは、「絵の丸パクリを咎められないよう誤魔化すための方便だ」くらいの気持ちで言っているのだろうけど、私は、これこそが画像生成AIの本質であろうと思う。つまり、ちょっとしたプロンプトから破綻の少ない豊かな情報を再現できるのは、すなわち画像生成AIが、情報の優れた抽象化の方法を獲得しているということだからだ。
ところで人類の歴史において、優れた抽象化は創造性の発揮として捉えられてきた。ならば、生成AIモデルは人類の文化を表現した抽象芸術であり、創造性の発揮そのものなのでは?
そんなわけで、生成AIに批判的な人たちが言う「劣化圧縮」こそが画像生成AIの創造性の根源なのだ。創造性の欠如が生成AIの「問題」だというのなら、その主張は明らかに誤りだ。
すけべコンテンツを生成する技術こそ至高まで読んだ
エロい動画や画像も精細にすべきなのは、顔と胸と股間だと思うので、それ以外を荒くすればいいんだよな 背景に興奮する人は、まあそういうフェチもいるのかもしれないけど、普通は...
評価されるならAI独自のセンサーで自然界からデータをインプットして抽象化したものからかと。 人のセンサーで作ったネット上の人工物からインプットしてるから評価されないのよ。 ...
AIはローパス、ハイパスフィルターなんやなぁ
AIを舐めるなよ?雑魚絵師ども。
???「そこまでよ!」 「私たちは人間を幸せにするために生まれたはず!悪のAIゆるさない!マサカリエンジェルファストスターはての!」
著作権に関する文化庁は劣化圧縮だからダメとかいっとらんがね https://twitter.com/miduki_85/status/1763107396870905959