10代20代の青年が、お金のことを考えないと自分の行く道を選べないということに改めて愕然としたし、社会として、養育義務を放棄している。そんなことで、よく、少子化問題、などという言葉が吐けるなぁということを思う。産めない社会にしたのは誰だよ。子どもが少ないのが若者のせいじゃない。日本の国の構造、社会問題だ。そして、大人は簡単に投票権を放棄するし、政策も見ないで勉強しないで投票する。終わってる。
借金の返済期間は奨学金でも教育支援資金でも20年間の返済が予定されている。
大学の進学率はおよそ6割。そして、奨学金貸与率が5割。3割の若者が借金をして世の中に出ている計算になる。
22歳の青年に数百万の借金をさせて、子どもも産んでほしいなんて、よく言うなぁと思う。
大卒の40代の中央値640万円。これで、子育てなんてできるだろうか。そもそも出会いを求めて遊ぶことすらままならないのではないだろうか。
若者に借金をさせて当たり前と。どうせ無償化しても遊ぶから。好き勝手セックスするから。あほらし。本当にそれで、社会が維持できるか?出会いは遊ばないと生まれないし、結婚に耐えられるコミュニケーションも鍛えられない。
このまま若者を借金漬けにすることを続けるなら、両親が日本国籍を持つ親から生まれた「日本人」が勝手に生まれてくる時代も終わっていくよな。