2023-12-10

去勢された方が幸せなのかもしれない

ペットは、人の手による飼育が決まった場合人間でいう六、七歳で手術が施される。

それから誰とも一切接触せず三食昼寝付きの生活を送る。

だけど、ヒトである自分自由恋愛という名の元に繁殖を余儀無くされる。

大して個性もない異性の内から、たった一人を選びまたは選ばれることを望み続けなければならない。この飽食時代、娯楽は消費しきれない程ある。なのにパートナーに全神経を注ぐことが義務化されそれが出来なければ社会不適合者であるかのような烙印を押される。

年収ルックスで常にジャッジされ続け、都心に住んでいなければ繁殖の機会すらも得られない。

結果的に、異性だったらどんな人生を歩んでいただろうという妄想の虜になる。

きっと学生時代にくっついたり離れたりを繰り返して何だかんだ週一で会うような相手を選ぶのだろう。

酒の勢いとノリで告白して

何度も友人や兄弟結婚式を貼り付けたような笑みで見送って、何度も年賀状の子供の写真を破りたい衝動に駆られるのだろう。

もし子供時代去勢されていればこんな苦しみは味わうことなく済んだ。

我々は学歴年収のみによって差別されているのではない、生産可能かどうかによって選別されている。

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