2023-10-18

会社の同僚と二人で、小さな居酒屋カウンターで飲んでいた。

隣は一人のみの金髪露出の多い服装ギャルっぽい、要するに俺の人生と一番距離のある人種だった。

 

俺は結構飲んでいて、先日のアメリカ出張でのアクシデントを周囲の雑音に負けないようにちょっと盛りながら面白おかしく大声で喋ってた。

と、いきなり金髪ギャルが話しかけてきた。

「その話面白いですね。」

え?と一瞬思ったが、酔っていたこともあって続け様にネタ披露した。

 

英語できるんですか?」

「カタコトですよ。」

バカでも使えるフレーズとか教えて下さい。」

 

そんな感じで話が弾んだ。

 

しかけてきた娘はよく見ると派手っぽい格好だけど、化粧は薄くて色白でケバくない。

しろ童顔で素朴な感じで声も可愛くて言葉普通に敬語だし、俺はテンションが上がった。

 

「私、今日ドタキャンされて暇なんで一緒に飲みませんか?」

その後同僚はタイムリミットで帰ってしまい。二人きりになった。

 

2軒目でも大いに盛り上がり、終電が過ぎてしまった。

「俺はタクシーで帰るけど、君は大丈夫?」

あなたの部屋に泊めてくれる?」

「え?え?え?」

 

話が前後するが、俺はアラサー童貞彼女何それ美味しいの?ってレベルなので、どう対処していいかからなかった。

もちろんその娘の誘惑に抗えるわけもなく家にあげてしまったわけだが。

 

散らかっててごめんねと、床の雑誌とか空き缶を拾っていたらいきなり後ろから抱きつかれた。

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