よく少子化・未婚化の原因としてお見合い結婚が減った事が言われるけれど
一般にお見合いって聞くと高価な着物を着て料亭で仲人に連れられて顔合わせをして…みたいなのを想像するけれど
普通に考えて、田舎の農村だったり下町の工場だったりの庶民がそういう「お見合い」を当たり前のようにしていたとは考えがたいんだけど。
おそらくだけど、お見合いって言ってもその実態は、今でいう「友達の紹介」とかそういう奴で
大抵はそんなに本格的なものではなかったと思うんだよねー
普通に考えたらそうじゃない?
そして高度成長期には職場結婚が盛んだったと言われていて、その実態は若い男女を集めたお見合いのようなものだったともよく言われるところ
さらに昔の農村の近場で済ませる婚姻も職場結婚のようなものとも言えるだろうし
日本社会における「仕事」のウェイトからして、職場って生活の大半を過ごす場所なので
そこで接する機会の多い相手と恋愛し結婚するっていうのは相手をよく知るという意味で合理的だと思うんだよ
私は昨今の少子化・未婚化って職場結婚の衰退によるところが大きいとと思っている。要は女性の非正規化。
昔の女性労働者はお茶汲みOLだの何だの言われても、同じ職場の「正社員」ではあったんだよね
それが今は非正規の比率が著しく高まり、仮に専門的な仕事をしていようとも契約社員や派遣社員という使い捨ての部品に成り下がっている
お見合いの消滅が原因と言い切れないのはそうなんだが、たぶんお前が言ってるようなことも当たってはいないんだろう。 非婚化・晩婚化が進んでしまった原因分析ってのは、専門家た...