2023-08-24

anond:20230824024934

「真似する犯罪者が出てくる」と言うならば、犯罪者が対人性交渉の真似をすることをまず危惧すべきではないでしょうか。

認知の歪んだ犯罪者にとって、空想実践の間の壁は薄い」と言うならば、「認知の歪んだ犯罪者にとって、同意の有無の間の壁は薄い」ことも考慮されるべきです。

実際、認知の歪んだ犯罪者は、正常な人間であれば到底「同意」とは呼べない状況で、「同意があった」と主張します。

同意さえあれば対人性交渉に罪は無い」という単純な話ではないということを、対人性愛者は常に考え続けなければなりません。

成人したばかりの大学生新入社員だって、まだまだ未熟な守るべき子供ですが、残念ながら法的には「性交同意年齢」に達していることになっています

人が心身衰弱状態にあるかどうかは、医者でさえ誤診することもあるのに、まして医者でもない一般市民簡単に診察できるものではありません。

異性愛者の場合そもそも、男女間には決定的な権力勾配があります

あなたが対人性交渉の「同意」をとったと主張する時、相手に「同意能力」は本当にあったのでしょうか?

それはどうやって証明できるのでしょうか?

あなた自身認知が歪んでいないと、あなたは何を根拠に信じているのでしょうか?

対人性交渉のものが持つ危険性を無視して、性的表現危険性ばかりを殊更に強調することは、前者を矮小化し、対人異性愛男性の「not all men」を後押しします。

性的表現危険性は無い」という話ではありません。

性的表現批判するな」という話でもありません。

マイノリティ責任転嫁することなく、フェアに議論しなければ、結局は何も解決しないということを言っているのです。

記事への反応 -
  • 「性的消費」という言葉は一種のバズワードであり、多くの人はその意味を深く考えずに使っている。 そのような状況では、「性的消費はよくない」という標語も意味をなさないだろう...

    • 全ての対人性愛者の連帯責任として性的表現が槍玉に上がるのではないかな そういった表現があるからこそ、真似する犯罪者が出てくるのは間違いない 人間は真似する生き物だから影響...

      • 「真似する犯罪者が出てくる」と言うならば、犯罪者が対人性交渉の真似をすることをまず危惧すべきではないでしょうか。 「認知の歪んだ犯罪者にとって、空想と実践の間の壁は薄い...

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