「食べ物を残してはいけない」という価値観が社会に蔓延っている。
自分が快と感じる範囲を超えて食べ物を貪るのは不幸になる道以外に無い。
もしそれが他人から与えられたものであれば、食べ物を与える者の言いなりになる奴隷精神につながる。
もしそれが自分が得たものであるなら、自分が食べられる量を間違えて計算したことになる。しかしそれは残してはいけない理由にはならない。間違いを許さない不寛容な精神につながるものである。
しかし問題なのは自分を含め多くの人がこの価値観をすっかり内面化していることである。
まだ皿におかずが残っていればもったいなく思い、残す人を見れば品が無く不快な人間だと判断してしまう。
であるならば、物心つかないうちから教育を行なってこの内面化を防ぎ、次の世代での考えを変えなければならない。
そのためには
・食べ物を残するのを非とする漫画や小説を子供に見せない。また、そんなシーンがある作品には抗議を行う