2023-06-01

家事育児の分担問題については女性が悪い

家事育児の分担について、「家事育児を頑張ると言っていた夫が結局やらなくなってしまう」という怨嗟で満ち溢れている。しかし、はっきり言わせてもらうと、女性の方が圧倒的に責任があるのである


まず初期条件として、①労働時間男性の方が長いことが多い、②子供の頃から家事を任されるのは男子よりも女子が多くて得意である、③家事育児の「普通」の期待水準も女性の方が一般的に高い、④出産以降に子どもとの関わる時間女性の方が多い、ということがある。


まり、「時間的な余裕があまりなく、家事育児経験値が少なく、求める水準も低い」男性に対して、「時間が少しだけ余裕があり、家事育児経験値が多く、求める水準も高い」女性の間で、「家事育児」を平等に分担しようとしたらどうなるか。当然ながら、女性の決めた基準とやりかたに男性が従ってついていく、という形になる。

そうすると、以下の地獄が発生するわけである


1)男性が「率先して」家事育児をやる。

2)女性から見ると明らかに不満な水準なので、「なんで言われた通りにできないの?それでやったつもりなの?」と怒られる。

3)女性は結局自分でやったほうが早いということになり、次第に女性ワンオペ家事育児になる。

4)男性は「勝手にやると怒られる」ので自ずと「指示待ち」になり、それを女性が見てさらに怒る。

5)男性ますます手出しをできなくなり、家事育児から逃げるようになる。


このプロセスで悪いのは、はっきり言わせてもらうと女性の側である家事育児については女性の方が完全に主導権を握っているかである。もし職場上司で「使えない部下ばかりで、働いているのは俺だけだ」と怒鳴り散らす人がいたら、それは明らかにブラック上司」だろう。しかしこれが家事育児の話になると、ほとんど似た状況なのに、男性一方的に悪いことになってしまう。明らかに理不尽である

女性に求めるのは、①一度男性に任せたら口出しないこと、②家事育児の「普通」の期待水準を下げること、③外部サービスの頼ることの三つである。これができないというのであれば、それは「わがまま」としか言いようがない。

そもそも女性家事育児に頑張りすぎているが、そんなものは超適当でいいのである母親が不在で、今から考えてもきわめて不衛生な家と雑な育児で育った人間として強く思う。

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