2023-05-27

マッチングアプリをはじめて人生が少し良くなった気がする

マッチングアプリを始めて1年くらいたったんだけど、年収とか顔写真とかマッチやすくなるために必要ものはたくさんあるのはわかってた。

でもマッチングアプリ関係を構築する上で避けて通れないのが「雑談」だということは始めるまで気づかなかった。

雑談」…正直これまであまりしてこなかった。

学生時代友達家族とはそりゃするけど、まだよく知らない相手と急に雑談をしなければいけないというのはかなりハードルが高い。

本来「しなくていいこと」なんだよな雑談て。しなくていいことはしないほうがいいと思っていた。

雑談はいわば無から有を生み出すに等しい。自分にとってはそれくらい難しい。

先の見通せない真っ暗なジャングルで道なき道を進んでいくような心細さがある。

相手がノリノリで話してくれれば、少なくともその時はいい。でもそういう相手おんぶにだっこコミュニケーションはいずれ相手に飽きられてしまう。

飽きられるというか、雑談て共同作業から二人で一緒に楽しい時間を作ってゆこうという感じのふわっとした結束感が無いと、その先の関係性を構築しようという気にならないのだろう。

そりゃそうだ。だって将来は共に楽しく暮らそうって相手を探してるわけだから最初の共同作業すら丸投げする人間は見込みなしと思われるにきまってる。

雑談」が必要だ、ということに気づいてからはとにかく打席に立つ、試行回数を増やす、それ以外にやり方がわからなかったから。

そうしているとだんだん「道」が見えるような感覚があった。

さっき真っ暗なジャングルと言ったが、一見何の手がかりもないようなジャングルの中でも相手の口ぶりや間から獣道のような突破口を見つけることが増えてきた。

あるいはかつて自分が通った道、話題デッキという道しるべがある方角。

そういう特訓の結果、雑談スイッチのようなもの自分の中に生まれた。

例えば仕事中の取引相手と、昔なら仕事の話が終われば「あ、じゃあこの辺で…」と言って別れていたところで「獣道」が目にとまる。軽く一言二言、相手の様子次第では数分間の雑談をしてから別れるようになった。

そしたら最近はなんか仕事がしやすい。

はっきりとした変化じゃないけどちょっとした頼み事とか相談をしやすくなったし、されるようにもなった。

マッチングアプリをはじめて人生が少し良くなった気がする。

彼女はできてないけどな。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん