我が家はいわゆる青侍の家系だ。幕府や大名ではなく、公家に仕えており、公家の使い走りや護衛をしていた身分の低い武士である。明治維新で転機を迎え、その時の当主とその息子、その孫(俺の曽祖父)の3人が頑張ったおかげでようやく曽祖父が男爵となるも秒で終戦を迎えた。
現在の我が家は別に家訓があるとか、厳しいという訳ではない。しかしなんとなく「我が家はこう」という暗黙のルールがある。
・生まれも育ちも東京だが本籍地は京都。祖父は自分のことを京都人だと思っているが一回も住んだことはない。
・姉や妹、叔母などは大学も学習院だが、元々学習院は高等科までだったため男は一般入試で国立か早慶、防大に進むべきとされている。
・大手の民間企業よりも教師、公務員、研究者、自衛官が良い進路とされている。
・俺含め男は習い事は乗馬、弓道、剣道。大昔のご先祖が身を興した地方の神事に参加するため流鏑馬も習う。
という夢を見たのだった
先祖がなんだったのかなんて全く知らない、おそらくただの農民だったであろうワイの家は習い事も家庭の文化的行事も全く無く大学出てる親族の方が少なく特に何もない家やで。
青侍という単語を初めて知った。オベンキョになった
大手の民間企業よりも教師、公務員、研究者、自衛官が良い進路 外資全盛の出稼ぎ時代に貧困国の役人とは、使い走り故の大和奴隷底辺魂は子孫にも健在やな