2022-10-05

Not for me 『タテの国』

※25話くらいまでのネタバレ

Togetterで紹介されてた『タテの国』。

まとめられてた最初の数話分は面白かったので、残りを本サイトに見に行った。

全120話あるが、25話くらいでもういいやとNot for meになってしまった。

スケールに対して描写が薄いのと種明かしのSF考証に期待できないのが大きな理由

この作品のおおまかなストーリーはこうだ。

上下無限に続いているとされ中央が吹き抜けとなっている塔の中にいる主人公

塔の底を見てみたいと思っていたらある日女の子が塔の上から降って底へ落ちていった。

碌な準備もせずに後を追う主人公10日間落ち続けた後、博士的なポジションロボット(元人間)に拾われて、

便利装置で助けてもらったりしながら塔の秘密を解き明かしていくというストーリー

スケールに対して描写が薄い実例を挙げると、

上下500年分の調査をした博士ロボから「お主の知らない世界は無数にある」と言われ

「おお、これから塔の中のどんな世界を見せてくれるのか」とワクワクしてたら、

5~6話辺りであっさりと塔の外に出てしまい、少なくとも読むのを諦めた25話辺りまでは塔には戻ってこない。

種明かしのSF考証に期待できない例

割と序盤(10話くらいだったか?)で塔は外から見ると有限の長さだと分かってしまう。なぜそんな中で無限に落ち続けられるのか?

→「ワームホール」で時空を捻じ曲げているから!

主人公達もたいがいだが、なぜ数千年落ち続けても女の子は無事なのか?

→究極エネルギー物質オメガニウム」を飲まされたから!

巨大ミミズに丸のみにされたのに地球そっくりの(主人公たちにとっては未知の)広々とした世界になってる!なぜ?

ワームホールで広い空間につなげている。そのエネルギー源はオメガニウム。

過去世界に飛んだようだぞ?

ワームホールの力!

とまあ「次元連結システムちょっとした応用」味を感じてしまって真面目に考察することを諦めざるを得なかった。

その他

10日間落ち続けた」って水や食料はどうした?

そもそも250km/hの風(風速約70m)に10日間吹き曝しになってたら普通にからびるだろう。

それと作品のもの感想ではないが、

長い作品縦読みスクロールするのがしんどかった。

とまあこんな感じで

Not for meだった。

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