生物学的に女性は男性に比べて肉体的な強度が低く、肉体労働には基本的に向いていないんだが
世の中の多くの仕事はわりと肉体労働な部分がありその点で女性が活躍できる場が狭められている。
純粋に同じ技術を持っているなら肉体的な強度が高い可能性が高い男性を取る方が効率的。
忙しくなった時に男性ならちょっと徹夜でみたいなことになるが女性には同じ業務量を言い渡しにくい。
そもそもそんなこと自体がなくなればいいだけですよね?というのは簡単だが、
例えばワインでは1ケース(12本入り)購入すると重さは20キロを超えることも珍しくない。
普通の体格をしている男性ならちょっと重いかな程度だが、普通の体格の女性にはなかなか厳しい。
一気に数人、数十人分を作る大衆中華などでは片手でクソ重い鍋を振りまくらないといけない場面もあり
女性にはかなり厳しい職場となる。男性にも厳しい職場でもあるので女性にはなおさらそう。
そうなったときに適材適所で「男は力仕事でしんどいところ」「女性はそれ以外のところ」と主張すれば
当然男性の反感を買う。
女性も男性でもきついような肉体労働を行うことになれば、当然離職率は高まる。
飲食の現場なんか男でもバンバン逃げ出すくらいしんどいんだもん。
故人的には「女性がどんどん参入することで、今は力が弱い人間にはできない仕事に技術的な革新が起きてどんどん楽になっていけばいい」と考えているが、今の料理業界は部活と一緒で「俺もきつい思いをして仕事を習得したんだからお前もそうあるべきだ」というマッチョイズムが通底しており、なかなか道は遠いなと感じてしまう。