2022-07-09

政策批判の脱・属人化。元首相の死に際して

映画批評みたいになるべき

政治を語るなら「政策1は最高。2は駄作。うーん両方に関わってる政治家Aは当たり外れ大きい人なんだなぁ」みたいな映画批評みたいな形になるべき。政策IDをつけて、政治家はタグの1つと位置付けるべき。

ほとんどの政治家は2つ以上の政策を出している。(以降ここでは、立案実施した政策とか諸々の活動成果物政策と呼んでしまう。)一方で政策の方には沢山の人が関わって完成したものなんだからデータの持ち方的にも政策に着目すべきだろう。

政治批判したい時に政治家を批判すると、しばしば、そいつ政策に全部批判が飛んでいく。ほとんどの政治家は利益になることと損になること両方やってる(誰の視点から見ても)。

絶対おかしいよな。やっぱり「政治家Aの政策1は最高、政治家Aの政策2はクソ」って批判の仕方をするべきだよな。

AIかいうフードミキサーにたよる

なんでこうなってないか。みんな個々の政策なんか気にしたこともない。せいぜい中身よくわかんないけどインフルエンサー解説したのを信じこんだり。

こんなのどうだろう。インフルエンサーに代わってAI政策評価するんだ。ここでいうAIキッチンにあるフードミキサーみたいな便利道具で政策にくっついてる属性(関わった政治家、成立年度とか)を全部ぶち込むと2次元くらいの特徴量、一種の「値」を出してくれる。それをもとにグラフに書いたり分類したりなんなりする。

で、自分に得になる政策を選んでって「値」を信仰するんだ。あるいは「値」をもとに政策四象限に割り振って、その象限を盲信してもいい。人間適当にぶちこんでAIあやふやに放り出した「値」を神と崇めろ。

当たり前のことに気付け

文字通りの凶弾に斃れた最長任期元首相に死体撃ちするのも、正当な自由民主主義活動四十九日の喪に服すのもおかしいだろ。

  • 政策というより、もう少し小さな政治判断次元で評価されたり批判されたりすることが多いな。コロナ・オリンピック・学術会議・ウクライナみんなそう。 政治判断はわりとアドリブだ...

    • なるほどなぁ 映画監督というよりは役者で、しかも、ことあるごとにドッキリを仕掛けられて、リアクションにケチ付けられたりする感じかな 「リアクション」側を批評して今後の判...

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