2022-07-01

保守宗教

まれながら入っていた。15歳くらいのときに、まるでこいつら信用ならないな、と見切りをつけてから20年以上経つ。祈れば何でも好転する。病気も治れば夫婦仲も良くなる、希望大学入学できるなど。まあ、勝手にしてればいいんだけど、政治にも首を突っ込むのは宗教団体の常。

社会的弱者性的マイノリティ特定国籍外国人、不治の病を抱える病人は、いないもの、あってはならない存在とされていた。宗教的な悪行ゆえに存在している、いてはならない人間と扱っているようにも思う。

理屈はこうだ。

「不治の病を抱えた人は、前世で悪行がやまほどあった」

性的マイノリティは、社会に悪をもたらすために存在している」

「こういう志向のある政治団体は、云々」

自分たち暮らしている、通り一遍世界以外にいる人たちは、全てが自分たちの敵となる。

じゃあ、そんな人たちが、その信仰を受け入れたらどうなる?と悪意を込めて聞いたことがある。その回答も素晴らしい。

「そうなれば、帰化する。性的志向も治る、病気も治る」

両親には伝えてないが、私はとある障害がある。一生治らない。その親として、どんな顔をしてそれを受け入れるだろう。

信仰を受け入れることがあったとしても、通院は続く。それが、その信仰限界なのかと思う。科学あくまでも科学信仰はただの拠り所。

人の考える理屈を超えたものがあるとして、それを人に適用できるのだろうか。

神の不在を積極的に訴える自分ロジックのものに不備があるだろう。だが、その頼りないロジックを一人きりで信じる。

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