正確に言うとつまらなかったことすら認識できないくらい無の閉じきった同人誌だった
だけどそんなことをTwitterで言ったら袋叩きに会うのはわかっているのでここで言う
つまらなかった
オタクくんが自分の好きなウルトラマンのシーンを一生懸命早口で説明してくれる映画で
「ここは当時から話題になってwwwwwwwwwwwwwww」
「ここの戦闘シーンが神でwwwwwwwwwwww」
「ここが泣けるんだわwwwwwwww」
みたいなことを映画を観ている間ずっと横で早口で喋られ続けているみたいで
2時間ずっと苛々していた
物語を見に来たんであってお前の愛を聞きにきたんじゃないし、
愛を語るなら無言で物語や映像を見せてそれで納得させろよってなった
それでも「最後は泣けるから絶対泣けるからエモエモのエモだから」って言うから
信じて座っていたのに最後まで「いやーここめちゃくちゃ泣けるんスわ」っていう鼻息と感想だけ聞こえてきて
どこが泣けるかわからないまま終わった
単にあの世界が『あのころテレビで見ていた懐かしくて大好きなウルトラマン』のイメージで構築されてるから
それだってオタクくんからしたら「愛ゆえの演出」なんだろうけど
シャッター前で売られている知らないジャンルの多分すごく巧いんだろう同人誌を読んだ気分
限界オタクがオタクくんっていうの寒い