多くの日常系では同じ1年間を繰り返してしており3月の次にはもう一度同じ4月がやってくる、しかも記憶や人間関係を引き継いだ状態いわゆる”強くてニューゲーム”状態で時間が巻き戻るのに対して、ゆゆ式では「2度めの4月ではなく1度目の4月の別のシーンに戻る」という構造を取っているのが特徴の一つ。
例えば「2年生の5月に仲良くなる新キャラ」がいるとして、普通の歳を取らない系だとループした後の4月に「仲良くなった状態での新キャラ」が普通に存在している。つまり2周目の4月の新キャラは登場してから11か月目の新キャラということになる。次の4月には23か月目の新キャラになっており、その次の4月には35か月目の新キャラになる。
これは名探偵コナンなんかを見るとよくわかるんだけど、灰原や赤井や安室はかなり巻が進んでから登場した「新参」キャラだけど、いつの間にか「同じ1年間」のオールシーズンを通じて登場するキャラになっているし、季節が進むごとにどんどん関係値が高まっていっている。決して季節が一周したからと言って関係値がリセットされたりはしない。
同じ1年を過ごしているかのように見えて螺旋のように関係はどんどん前に進んでいっている。
それに対してゆゆ式は「2年生の5月に仲良くなる新キャラ」は「次の2年生の4月」には登場していない。これに関しては作者も「5月までは仲良くなってないから出せない」と明言しており、ゆゆ式時空では「関係値の引継ぎは行わない」という明確な意思が見て取れる。また特定の月を跨ぐか跨がないかで「キャラの呼び方が変化」したり、備品の状態がかわったりとかなり厳格な時間管理が行われている
つまりゆゆ式に関しては本当の意味で「時間がループしている」作品なのだ。
ゆゆ式は2年生の3月の次には2年生の4月に戻るが、4月になると必ず状態がリセットされる。
サブキャラである岡ちーやふみおは登場しなくなり、部室のロッカーのシールはなくなり、唯の胸は縮む。そしてそこからもう一度時が進む中で岡ちーやふみおが登場し、ふみおの呼び方がふみちゃんに変わり、部室のロッカーのシールが増え、唯の胸がデカくなっていく。
そうして3月が過ぎるとまた2年生の4月がやってきて、すべては元に戻る。
だがゆゆ式の中ではたびたび3年生になって卒業していくことに対する不安や希望が語られる。
いつかは終わっていく関係を示唆しながらも、何度も同じ1年の違うシーンがリフレインする。
連載開始時は1年生だったので、連載が終わるときには3年生になるのだろうか
知らんけどそれってループっていうか 増田の言う1ループをひとつの章とした作品なだけな気がする 1章で頑張って悪と対決してます 実はその裏で別の悪とも戦ってましたこれが2章です ...
結構、ってほどあるか?ちょっと考えたけどうまい具体例が思いつかない
俺も思いつかないな。1章=1ループが大体同じ長さでコンスタントに続くのは… 強いて言うならプリキュアがちかいか? しかしキャラクターが共通してないとループものとは言えないか。
漫画とか小説とか映像作品ではほんとにループものでしか思いつかないな 外伝とかサブキャラ視点のスピンオフならわりとありそうだが ゲームだと違う主人公選べるRPGは沢山あってパラ...
そんなことまったく関係なくても ゆゆ式はいいぞ。
学園ものソシャゲでもたまにあるよね
見てきたソシャゲ大体そうだったから(例えば夏まで不登校だったキャラは夏まで出てこないなど)全部そうなのかと思ってた、確かにコナンは螺旋状で前に進んでるな
なーんつって
なんつってっつっちゃったな