以下理由。
https://news.yahoo.co.jp/articles/86e2002347493a9c9342444d726686a4813543dc
この記事によると、30分の充電で1650円支払うが、それで走行できる距離は100km未満。これを90kmとすると、ガソリン車なら6Lくらいで賄える計算。今日の近所のガソリン費が165円/Lだったので、165円×6L=990円。
つまり今の時点でEV車の燃料費は1650円÷990円=1.7倍にもなっているのだ。
いま、EV車の充電費用にはガソリン税の類は一切かかっていない。欧米でも同様であるがガソリン税は道路の維持管理コストの大部分を占める構造になっているため、どの国でもガソリン税の代替財源が検討課題になっており、距離に応じた課税などが検討されている。
日本ではいまガソリン費用の1/3がガソリン税になっているため、EV車に対してガソリン車と同等の税金をかけるとしたら、1650円÷(1-(1/3))≒2500円、つまりガソリン車の2.6倍の燃料費となる。
「EV車が普及すれば充電費は下がるはずだし走行距離も伸びるはず」と思うかもしれないが、電気はボリュームディスカウントの概念がほとんどない、走行距離の進歩もここ10年ほとんど変わっていないことなどから考えると、いまの「30分1650円、100km未満」という状況が大きく改善されることはないだろう。それどころかEVを進めている欧州の商法を鑑みると、普及前の今がむしろ安値であり、EV車普及に伴って充電費が大きく値上がる可能性の方が高いと見るべきである。ガソリン換算でリッター500円以上、今の3倍以上のレベルになってもおかしくはない。
こんな状況になると庶民は車を手放さざるを得なくなる。車は真のぜいたく品になっていくのだろう。
自転車に乗ればいい。
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はいはい、カタログスペック乙。