2021-08-19

田舎自民党員の世界を知ってほしい

祖父医者だった。村唯一の医者医師会員で自民党員。

家族は全員法人理事関係法人に勤めており、もれなく自民党員。

もちろん選挙は好きに投票しても良いのだが、地元自民候補者が落選した暁には損をするので大人しく入れる。

総裁選の票も何口も持っているので楽しいし、自分の票が総理大臣に繋がれば誇らしい気持ちになる。

達兄弟は〇〇先生のお坊ちゃんお嬢ちゃんと呼ばれて村中から接待を受けて育った。

車で30分以内の距離に他の病院は無かったので役場学校も私達を特別扱いした。

祖父にくっついていき、成人前から総裁選の票を入れさせてもらっていたし、小さな選挙ほど力を感じた。

村の投票率はほぼ100%だった。都会の人間にはわからない世界だと思う。

私たち選挙は、感覚的には直接選挙だ。支持率が下がるとイラっとさえする

ただ、一族医者が一人いたというだけである

私たちは紛れもなく烏合の衆だ。でも祖父なき今もまだ力を失っていない。

不便な田舎を適度に維持し続けてほしい。コレが本当に大事だと思う。

そうすれば私たちはいつまででも王様でいられる

この村にはもう老人と宗教家しかいない

「次は誰に総裁やらせます?」医師会が新しく送り込んできた若い医者も、数年でそんな口をききだす。

これで良いとは思っていないが、これが日本人政治限界だとも思ってる

  • 嘘松と思わないで聞いてみるが。親が日赤系の院長だけど、よく分からない。自民候補が当選すると、どんな得があるの?そういう癒着した雰囲気見聞きしたことないからマジ検討もつ...

    • 落選によって食えなくなった関係者を食わせる経費が増えるじゃん。居るでしょ、そういう連中

  • 日本にも菅自民党政権に抵抗するタリバンのような組織が必要

記事への反応(ブックマークコメント)

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