2021-07-02

Windows11によりLinuxに光が当たるか!?

といった風潮がLinuxユーザーにもほぼみられなくて、以前と熱量が違う感じがひしひし伝わってくる。この言説でLinuxユーザーが増えるという楽観的な熱意を表明したのはあわしろいくやだけだった。

その関連の記事を当たると、曰くWindows7の乗り換え次期にユーザーを獲得できなかっただのと言ってる記事があたったんだが、そうした失望感から来るもんなのかこれは? という感じ。

どちらかといえばPCいじってる奴らが電子機器シームレスに移動して、どこでも開発やってるからプラットフォーム関係ない、と言っているように見える。単純にデスクトップにこだわりが無くなってきているという話でもある。Linux流行るかどうかなんて鶏と卵みたいなもので、OEMとしてプリインストールされるPCが有名メーカーからこぞって発売される勢いじゃないとはっきり言って無理だ。そんなMS不在の時代が来たらGoogleが黙ってないので純粋意味でのLinuxディストリ活躍する日はない。わかりやす選択肢の幅があるソフトウェアが増加すれば人が増える(現状でも一般人が使えるウィンドウアプリ選択肢は少ない)、なんて話もそもそもユーザー増加が見込めないと豊かにならない。OSSフリーウェアが天下を取るケースは、必ずなにかのOS媒体に乗っかっていたときだけだ。それ単体で基盤を起こしてOS組み込みOSSだけで作られたプログラムを走らせる。こうしたものラズパイ程度しか知らないし、ラズパイ一般市民の中で圧倒的シェアを獲得するという話でもない。オープンソースという考え方そのものに決定的に商売の二文字が欠けているからだ。オープンソース自体ライセンスなどの縛りで売り込めない体質を持っているからだ。

  • 20年前にも10年前にも同じこと(Linuxがシェアを増やす)を言って全くそんなことなかったから 流石にそれはないって悟ったんじゃないの

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