箱入り娘だったわけではないが、比較的過保護な家庭に育ち、夜遊び等をする機会はなかった。
ただ一方で禁欲的な生活を強いられているあまり、小学校高学年のころから一人遊びをしていた。まさに、耳年増。
そんな私も恋に恋してる盲目乙女ちゃん状態を経て、最近処女であることに焦りを覚え始めた。
私は今後結婚する見込みがあるのか、子供は産みたいのか。パートナーの転勤についていく覚悟はあるのか。
女性が職を探す際は必ずと言っていいほど、これらについて考えるだろう。自分の人生を設計するにあたって避けては通れないのだ。
結局、地元の企業に一般職で入社することが決まった。転勤はないし定時には帰れる。決して贅沢はできないが細々と暮らせるだろう。
でも、考えてしまうのだ。本当に総合職でなくてよかったのかと。
経済力をつけたら最悪一人でも生きていける。地元以外にも交友関係が広がる。
将来選択できる手札も増やせるだろう。
こんな風に堂々巡りを続けた結果、とりあえず彼氏を作ってみようということになった。
そもそも就活をするにあたって悩んだのは、将来一人で生きるか否かだ。
私が家族以外の人と暮らしていける見込みがあるのか、まず誰かから求められるに値する人間であるのか。そのあたりを「彼氏」というものを作って確かめてみたいのだ。
まあ、単純に長年積み重なってきた自分の性欲が爆発しそうということもあるが。
さて、全うに彼氏ができるのが先か、理性が負けて行きずりの男と関係を持つのが先か。
乞うご期待。
これだけ拗らせてたらもう手遅れやな 30代並みの拗らせ方や
同じ拗らせしとる女がおるのは安心だわ…… 経過報告よろしく
すごい拗らせっぷりだ…とりあえず男の友人を作った方がいいと思う。5人ぐらい。