最近、スマホが普及したおかげで、ネットに慣れない小中学生が怪しい使い方をして、本人の知らぬ間にネットタトゥーを入れてしまうことが多々ある。
YouTubeでクソみたいな歌みた、TikTokで顔出し、Twitterで絵トレス...とかね
そういうのを大人たちは、ヤベェキッズがおる!と言って拡散し晒し者にする。
生放送でその小さい子供にLINEやイプをして問い詰め、それをアーカイブに残す。
見ていて可哀想でならない。
たしかに私もヤベェなぁと思う。でも、ぶっちゃけ私がこの時代に小学生なら、同じことをしてた。だって私が小学生のころ、うごメモで同じことをしてたから。
うごメモにクソみたいな歌みたのせたし、顔写真を載せたことも...ある...白黒だけど。そして恥ずかしながら、絵をトレスしてしまった記憶もある。
でも、それがあそこでは許されてた。それは多分、あそこには中学生以下しかいなかったから。あそこで世界が完結してたから。
歌みたも顔出しもイラストも、...荒らしコメントも、たくさんあった。し、みんながそれを楽しんでた。間違ったことをしても、お互い小中学生という力加減で、しかもうごメモという狭い世界の中だけで注意しあってきた。
その狭い世界で何度も間違いを犯し、間違いだ!と言い合い、お互いに気づいていく。そして高校生になり、ようやくスマホを手に入れてもっと広い世界を知ると同時にうごメモを卒業していった。
任天堂に私は守られていたんだとやっと気づいたよ。ありがとう。できればこの先もおちびたちを守って欲しいんだけど、もうゲームがスマホに勝つことはきっとない。この先キッズたちは第一歩目にネットという広い世界に入っていってしまう。そして間違え、心ない大人たちにお金稼ぎのため、暇潰しのために人生を潰されてしまう。トラウマを抱えてしまう。
それがすごく、可哀想でならない。
つまり何が言いたいかっていうと、それぞれが楽しむために年齢はある程度わけなければいけないということ。この先どの年代にとっても不快で地獄しかないネットしか待っていないということ。そして、任天堂ありがとう、ということである。