2021-01-31

今の文化コピペすぎる

オマージュ」「リバイバル」「パクリ」「トレス」「リスペクト

90年代に生まれ私たちは、まだ物心ついていない頃の世の中に溢れていた物を上記言葉説明の上商品化している。

私たち形成していた文化は、おそらく90年代バブル崩壊した後とは言え市民にはその影響はまだ無かった頃の、あるいは見てみぬふりをしていた頃の、それらを墓から叩き起こして陳列することに似ている。

芸能人篠原ともえの新型モデル。 

イラストレーションデッサンが歪んだ顔の亡霊。

ヴェイパーウェイブ

それらを何食わぬ顔でコピーペースト商売にしている。メンタリティとしては、やはり私たち世代でよく怒られていた「レポートWikipediaからコピペするな」と変わらない。

90年代に生まれ私たちが得た唯一の才能は「何食わぬ顔」だと思う。「インターネット」と「現実世界」が明確に分かれていた頃にあった、「現実世界では冴えないけど、ネットでは結構チヤホヤされてるんですよ」と何食わぬ顔で図書館勉強していた、あの時の顔。

話は少し戻るけれど、そろそろ2000年代まれの子達の足音が聞こえてくる。墓掘人が見つけてきた素材を組み合わせ、ぶっ壊し、ぶっ壊した破片をかき集めて何かを作るんだろうか。それすら放棄して「あの頃っていいよね」とそのまま昔の曲をカバーするんだろうか。それとも育ち良く、出典を明記したトレスイラストを売るんだろうか

  • もう音楽とファッションは、新しさを売り出すのは無理

  • それらから逃れるにはインターネットから離れるしかない。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん