ふと思い立ってまた髪を染めてみた。社会人4年目。
学生時代は染めてたけど、就活とか就職とか、そんなイベントがあったからしばらくは黒に戻してた。
会社は堅い。最近の流行りなのか制度だけはやたらと現代的なものになって、けど働いている人たちが真面目なので結局有名無実化しちゃうような、そんな感じの組織。
けどコロナ云々で在宅が基本になって会社の人にも面と向かって会う機会が減ったのと、
せっかく用意された多様性が形骸化するのもなんか癪なんで、その防止に一肌脱ぎたいというささやかな抵抗心もあって染めたというのが正直なところ。
そんな訳で染めた。たぶんだけど結構明るい。*軽いグリーン系の茶色。
今週出社する機会があったんだけど、正直ちょっとだけ「大丈夫かな」みたいなとこはあった。
「今すぐ黒に戻せ」とか「社会人とは〜」みたいなこと言われんのかな、みたいな。(仕事はめっちゃきちんとやってるしちょっと多めに見てほしい、そんな気持ちはあるけど)
幸いにも実際はそんなことなくて、「染めたんだね!似合ってる!」とか「結構明るくしたんだね!」とか、好意的な反応。よかったね。
けど一番言われたのがこれ。「え!男なのに髪染めたの⁉」
老若男女問わず。ポジティブな意味でも、きっとネガティブな意味でも。えっ。
一応意見を聞いてみる。否定的な意見を総合すると、①若い②男が、しかも③サラリーマンが、髪を染めるというのはよろしくないんだとか。
そうなんですか、と聞くとポリコレの花が咲くので「今はそうなのかな」。思ってないよねえ、それ。
ええ、やっぱ俺染めちゃいけなかったのかな。