どんなジャンルも、好きな人だけが楽しめればそれで良いと思っている。増して好みが分かれるようなものなら尚更だ。
自分は、俗に言う胸糞悪さを楽しむタイプの作品がどうしても苦手だ。少し前にもなんとかパパという漫画を勧められ、断るのに難儀した。
どちらもTwitterのTLに流れてくる情報だけで嫌気が差していたのでミュートワードに入れていたけど、あいにくリアルにはミュート機能はない。
苦笑いしながら流すのが精一杯だった。伝わったのかはわからない。
メイドインアビスの映画が公開された時、サプライズで何も知らない人を連れて観に行ったというツイートを見かけた。
RTしたフォロワーは普段はとても穏和で優しそうな人だった。彼は「自分もこれやりたい」と言った。衝撃だった。
それらを見て、人をちょっと信用できなくなった。
自分は他人の感情を騙し討ちで揺さぶる行為を良しとはどうしても思えなかったけれど、世間では案外そうではないのかもしれないと思ってしまった。
TLだけで世間を判断してはいけないのは重々わかっていたつもりだったけど。それくらいショックだった。
そういうものを好きな人が楽しんでいるところにわざわざ「自分はそれが嫌いだ」と発言して水を差したいわけでもない。
わざわざ自分に向けて勧めてきた人たちも、きっとアイツもこういうものが好きなんだろう、と思っての行動だったのだろう。
そう見えるような振る舞いをしていた覚えはないけれど。
俺も胸糞悪い作品は嫌い 大勢の人がその作品を名作だと絶賛していたとしても、自分が胸糞悪いと感じたらその時点で嫌う事にしている 多分元増田は自分の好き嫌いを表明せずに上手に...