会議の場で口論のようになった。その際に感じたことを書き留める。
・某さんが私に「(私)さんは論破されそうになったから『もういいです、わかりました』と主張を引っ込めるのだ」と発言した。私は思わず笑ってしまった。さらに逆上されたが。(でもインターネットのしょうもない口論でなく現実の仕事の場で論破なんて聞くと思わなかったのだ)
・「今、相手は私を言い負かすために話している」と思ったら私はもういいです、と言いたくなる。なぜならその時点で、目的は私の主張を聞くこと、互いの意見の相違からより良い結論を探すことではなく、私を言い負かして主張を引っ込めさせることだと思うので。その姿勢で話している人に対し、己の主張を伝え話し合いをするのは意味がないと感じる。
・それを「論破されそうになると引っ込める」などと表現した某さんの発言は私の感じていることがそのまま事実であるという裏打ちになった。
・裁判や社外との利害対立した打ち合わせならともかく、社内の会議で論破(と打つと笑ってしまう…)を目的にするというのは本来の意味から逸脱していると私は思う。
・精一杯好意的にとらえても、つまり私の意見は聞きいれる価値がなく、なんとか自分の意見に従わせるべきだと考えているから「論破」しようとしているのではないのか。 それならばよほどどうしても譲れないこと以外、私はそのままその口論を続けたいと思わない。
・しかし「それならそうします、わかりました」と言うとなおも怒り出した。それは言い負かしたい相手にかわされ、振り上げた拳で殴れなかったことへの怒りではないのか。だから私が「わかりました、ならそちらのいうとおりにします。この話し合いからはもう降ります」と表明すると腹が立ち、引っ込みがつかずに話を長引かせたのでは?
・某さんは、ここで話し合いを終わらせず私の感情的な側面から自分の怒りの理由を探しだそうと私のパーソナルなことに言及しはじめた。私はそれが非常に苦痛だった。私の感情についての質問を多数し、それに関わる発言(「確かに◯◯とおっしゃったのは嫌だなとは思いました。でも私の主張はそこではなく~」と発言した場合、◯◯は嫌、というところだけ)をとりあげ、「(私)さんは◯◯が嫌だったから感情的に俺に食って掛かってきたのだな」とストーリー展開をし、そして「感情的な部下に優しく応対する俺」みたいな素振りをしていた。それも非常に苦痛な時間だった。