自分は同人長くやった人間だけど、一連の話題の盛り上がりがちっともよくわかんないよ。
そもそも同人やってない、創作に縁がない人にだって、友人関係はあるでしょ。彼らは創作活動抜きでコミュ力で友人関係作って成立させて維持してる。つまり、友人関係に創作も推し作品も必要がない。なんで同人やってる人間になった途端に、推し作品が、そして創作能力が人間関係に必須になるのかがわからない。
同時に、創作するのにも、創作能力を磨くのにも、別に友人関係だのコミュだのは必須じゃないよ。自分のメンタルケアをするために読者のフィードバックやリスペクトが欲しい気持ちはわかるし、それがあると捗るってのもわかるけれど、それって諸刃の剣で、それに頼ってると要らんトラブルにも巻き込まれるってのが過去の実感だ。創作するのにそういう人間関係が「必須」になってしまうと、結局自分を伸ばす上では最終的に足かせになると思う。
字書きとしてうまくなるにはまず量がかけることが必要だと思うし、褒められなくてもバカスカかけるほうが有利だ。ってのはかなりマイルドな言い方で、誰かにあやしてもらわないと書けない人は、どっかで行きづまる。
上記の話は、別に同人的な人間関係を否定するものじゃなくて、同好の士とだべるのは楽しい。それはとても良いものだと思う。
でも、そういう関係やフィードバックやコミュが創作に必要だとか、逆に創作の能力がコミュの形成や友人づくりに必要だとか、そういう考えって不幸しか産まないと思う。フォローを返さない創作者の中には、そう考えてる人も一定数いるんじゃないかな。人間関係と創作は別のポケットに入れておきたいってだけなんだよ。少なくとも自分はそうだ。