性別のステレオタイプを排して性別に縛られない多様な価値観やライフスタイルを肯定しよう!みたいな価値観が根底にある作品増えてきたよね
だけど同時にそれって欺瞞だよねって思うんだよな
今の世界ではステレオタイプから逸脱した人間は他に付加価値(容姿や才能など)を有してない限り社会の鼻摘み者になるという非情なオチがつくよね
そういう現実の前提を無視して描かれる無毒化されたファンタジーに片寄ってるのが気になる
あとそれらのファンタジーを称賛する読者にも一部に凄い軽薄さを感じる
性風俗産業は立派な職業である、と口にする人々が自分の恋人や家族が性風俗産業に従事する想定には消極的な態度を示すのと極似した軽薄さを感じる
ゲイに嫌悪感を示す男は多いけど、例えば爆サイで自分の近所を検索すると最寄の商店がゲイの発展の待ち合わせに使われてたり、酷い時はよく散歩する近所の公園、銭湯や商店のトイレが発展に使われてたりするんだよね
ゲイの発展場が近所にあるのとラブホや青姦カップルが多発する公園が近所にあるのとは何が違うんだ?