あと一息で東京都も緊急事態宣言が解除されそうだ、と期待してた矢先のニュースだった。
スタバが再開するのはまあ受け入れようと思った。
首都圏はテイクアウトだけだし、さすがに良識のある客層が多そうだし。
でも百貨店は違う。
だから、まだまだ地下食料品売り場だけ営業を続けるとタカをくくっていた。
私がよく利用する都内某百貨店も地下食品売り場以外は軒並み閉店している。
しかも高島屋と言えば国内有数の高級百貨店、私のような庶民は年に数回、都内ではそこでしか買えない食品をそそくさと買ってそそくさと帰るくらい敷居が高いイメージがある。
だから再開も鷹揚に「しょうがないなあ。そろそろ開けてやるか」ぐらいの大物感を勝手に期待していた。
そう、勝手に思い込んでいた。
入店人数を制限するとか、エレベーター内の係員はフェースガードをするとか、来店者や従業員を守る姿勢は理解できる、というか当たり前。
けど、それでは感染は防げないことはもう誰でも知っていること。
さっそく来店している人の映像なり画像を見る限り、圧倒的に高齢の女性が多い。
言ってはなんだけど、私の周りでマスクをせずに話しかけてくる知人で「あ、あんまり近くでお話しないほうが良いですよね」とこちらが後ずさりしても「あー、大丈夫よー、そんなの」って言ってくるのがこの層。
差別したくないけど、年齢での危機感や知識の差は大きいと感じる。
その人たちのせいではないけど、やっぱり開店したら真っ先に行くのはある程度決まった客層。
企業イメージってあるじゃないですか。
なんか急落しました、私の中で。
もうわざわざ買いに行かないと思う。