一番良く見かける毛色は背中側がこんがり薄茶色で、腹側が真っ白。
顔は眉毛の位置だけ白色になっていて、ファンからは『マロ眉』と呼ばれている。
この顔がなんとも言えずかわいい。
他のハムスターよりも体長が小さく相対的に顔が大きいので、ほぼ2頭身。
オスは体の割に金玉がデカいので、金玉を座布団にして座って寝る。(この寝方が本当にかわいい)
他の種類よりも兄弟間の仲が良いことが多く、一つのケージで何匹も飼育されていることがよくある。
苦しくないのか?というぐらいに一箇所に集まり、折り重なって寝る姿は本当にかわいい。
SNSではロボロフスキーハムスターを飼いならしたハム中毒達が、溢れんばかりのロボロフスキーハムスターの写真をアップしているのでぜひ見てみてほしい。
このロボロフスキーハムスター、ただでさえすばしこいハムスターの平均よりもさらにすばしこい。
より適切に言えば『多動』である。常にわさわさカサカサちょろちょろ走り回っている。
回し車を回す速度も尋常じゃなく、自らが生み出した遠心力により回し車から放り出されることも頻繁にある。
それでも諦めず何回も回してはふっとばされるのを繰り返しているのを見ると、アホだなぁ、と愛おしく思うし、本当にかわいい。
他の種類よりもなつきにくいというふうに言われている(事実俺の飼っていたやつも全然手に乗らなかった)が、
SNSでは野生を失くし飼い主の手の中でされるがままになっているもちもちふわふわの個体もよく見かける。
そういう個体を見ると、歯ぎしりしたくなるくらいの嫉妬に襲われるのも事実だ。
ここで一つ大事なことは、たとえロボロフスキーハムスターが手に乗らなくても、見ているだけで本当に幸せな気分になれるということだ。
俺が帰宅すると、活動を始めたやつら(夜行性)がチョコマカチョコマカとケージ内を駆け回り、こちら側に向かって『メシをよこせ』とアピールする。
ロボロフスキーハムスターはエサ入れに補充したペレットを全て頬袋に詰めて、砂場に持っていって放出する。
(本人は蓄えているつもりだが、衛生的ではないのでしばらくしたら回収して捨てる)
たまにはやつらの好きそうなハムスター用のおやつを購入して与えるが、好き嫌いが激しいのですぐ捨てられたりする。
ショックだが可愛いので許す。
そして回し車を高速で回し、数十分ほど走るとそのへんでひらべったくなって仮眠をとる。
それを一晩中繰り返す。
単純な動きの繰り返しではあるけれど、なぜだか飽きが来ない。
メンタルがやられてろくに眠れなかった俺には、やつらを眺めてただぼーっと時間を潰しているだけでも救われた。
また一緒に暮らしたいと思う。
増田のハムスターへの愛を感じる。 かわいいよねロボロフスキー。
かわいいけど所詮人間より早死するのでどうしてもどうしても悲しい