2019-12-01

小学生

わたしは小5のとき、嫌いな女の子がいた。そいつ排除するために、クラスを分断することを思いついた。

当時仲の良かった女の子を巻き込み、その子悪口を言いまくってまずその子孤立させ、さらクラスを二つのグループに分けてそれぞれが対立するようにトップ対立させた。共通の敵がいればグループはまとまると知っていたので、トップ同士にそれぞれの悪口を言わせるように吹き込んだら簡単グループ同士は敵対した。小学生女子はヒマなので、噂話と悪口簡単に広まる。そして一度思いついた「あの子排除する作戦」を執念深く実行する時間を持て余している。

結果的グループ同士の仲は悪くなり、当初嫌いだった女子はどちらのグループにも入れずに孤立することとなった。

計算違いだったのは、排除しようともしていなかった地味な女子が意外と親の力を借りようとするいい子ちゃんであったため、親側にいろんなことが筒抜けになってしまい、その子の親→先生ルートで仲直りミッションが実行されてしまった。

わたし諸悪の根源として吊し上げられ、各ポジションから説教された。

親も呼び出されたが、私の親はめんどくさい事が何よりも嫌いなため、学校に行く途中の道で、飲みに行く約束が入ってバックれられた。当時は信じられなかったがいまなら気持ちはわかる。

30代なった今思うが、自分の子供が自分のようなことをしていたら、自分の「嫌い」に人を巻き込むなと説教する。子供の嫌いという感情なんて、昨日明日コロコロ変わるものであるし、そんな一時の感情で、相手の心に深い傷を負わせるなんてとんでもないことだ。

子供感情は軽々しいくせに、人を巧妙に傷つける知恵は持っている。それは大人顔負けだ。

そんな歪んだ承認欲求を、自分の子供には持たせたくないし、そのターゲットにもされたくない。

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