僕はバイセクシャルだ。
多分。
どちらかというとゲイ寄りだとは思うが、まあ一応異性との性交渉経験もあるのでバイセクシャルだと思う。
そして僕は、バイセクシャルであるという点において『異常者』である。
ここでの『異常』の定義は難しいが、とりあえず『大多数の人間が持つ価値観にそぐわない行動や思想』とでもしておこう。軽い言葉にすれば『変わってる』という表現になるだろうか(国語の成績はあんまりよくなかったので、言葉の使い方がおかしかったら指摘していただきたい)。この表現を使えば僕は性的指向に関して異常であり、変わっているといえる。またこの表現を性的指向以外に拡張すれば、例えば「UFOを信じているのは異常」「ゲームばっかりしてるのは異常」「障碍者は異常」…まあいくらでも例は挙げられそうだ。
で、『異常』であることそのもの、それはまったくもって差別的な接し方をしていい理由にはならない。と、思う。
昨今、LGBTに対する意識を変えようという運動が盛んである。勿論これは肩身の狭い思いをしてきた僕にとってとてもうれしいことなのだが、どうも一部の人々が「LGBTであることは普通のことなんだから認めるべき」という的外れな運動をしているように見受けられる。
他のLGBTの方がどう思われているかは知らないが少なくとも僕の意見としては、この運動の根幹にあるべき考えは「異常者でもいいじゃないか」であって「異常者扱いするな」ではない。だってそうでなきゃLGBTではない他の『異常者』は救われないし、人間がまた新しい『異常者』のレッテルを生み出すかもしれない。せっかく世界的にLGBTの受け入れの波が進んでるんだ、ここいらでどかんと『異常』そのものを多様性として受け入れてはくれないか。
UFO信者もゲーマーも障害持ちも、みな等しく『異常者』として健常者と同じように受け入れられる。
そんな社会の実現を信じて、改めて言わせていただこう。
僕は異常者だ。
でも君らだってペドと一緒にされるのは嫌だし、だから少年愛者も切り捨ててるんでしょ
とんでもない、ペドフィリアにしたって少年愛にしたって、内心にとどめるなら大いに受け入れられてしかるべきだと思う。 いやもちろん実際に手を出すのは普通にご法度ではあるが、...