2019-09-17

あこがれの都会としての名古屋

以前、アイドルに失礼なリプライを送って、それを本人に晒し上げられて炎上していた人がいたのだけど、その人は(ツイッターのbioにURLが載っていた)自身ブログプロフィールを書いていて、どうもわたしと同郷のようだった。しかも生まれた年度も同じ、つまり同学年だった。

なのだけど、その人は「養護学校卒」と書いていたので、自分と同じ学校に通っていたというようなことはなさそうだった。

その人が自身ブログでしきりに書いていたことは、「名古屋移住したい」ということで、多くの人は「なぜ東京大阪でもなく名古屋なのか?」と疑問に思うかもしれないのだけれど、自分地元からもっとアクセスやすい都会が名古屋であり、しかしながら、その名古屋特急列車で2時間半かかる距離なので、けして気軽に行けるような場所でもない。

田舎に住んでいる自分たちにとっては、名古屋は確かに憧れの都会だった。なので、その人の名古屋への憧れというのは、すごくリアルだと思った。

名古屋出身の人や、他の都市部出身の人は名古屋を悪く言いがちなんだけど、花の都会として、確かに名古屋に憧れている人もいる。ということは言っておきたい。

しかしながら、近年は東京へのアクセスが格段に向上して、東京も行けない場所ではなくなった。それに自分と同年齢、つまり30超えてる人間だったら、だいたい何度かの名古屋に行く機会を重ねていって、そのうちに憧憬も薄れていくものだと思う。

実際、そのブログの主もアイドルコンサートとかで、たまに名古屋に遊びに行っているみたいだった。なのに名古屋に憧れ続けている。

養護学校卒ということは、仕事も限られているだろうし、けして自由になるお金も多くないのではないかと思う。そのなかでギリギリ手が届きそうな夢が名古屋移住なんだろうか。

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