日韓関係の壁が一向に埋まらないのって、もちろん色んな要因があるだろうけど、言語の壁もでかいんじゃないだろうか。
英語なら多少できるから、英語圏で何かが起きてる時はちょっと調べれば現地民の声とか、現地の事情を知る人の生っぽい情報が入ってくる。
個人の発信にあまり重きを置きすぎるのはまずいけど、市民からの直接の発信にはやっぱりニュース経由では掴みづらい実感と温度がある。
一方で一連の日韓の問題を市民レベルでは韓国の人たちがどう受け取っているのか、直接の声が聞こえてこないし知ろうにも言語の壁があって調べられない。極端なやつばっか目立つ。
で、多分向こうにとっても同じなんだよな。俺たちがどう思ってるのかとか、絶対伝わってない。
おいおいそりゃちがうだろとかツッコミするタイミングももらえんし、そんなこと思われてんだとか省みるチャンスもない、言語が違うと市民レベルで対話ができない。
で、国家の判断や扇動に乗せられるしかなくなって、対立する国家の向こうにも自分とそう変わらん生身の人間が生活してることへの実感が持ちづらい。
両国語分かる人は今やきもきしてるのかな、それとも知らんほうが幸せかもしれんくらいもう手の施しようのないとこまで来てるのか?それすらもわからん。
例えば今日、米英間の関係が悪化したとしたら、多分ネットを介して市民レベルでも両国間でめちゃくちゃ議論が交わされるよな。それでも拗れて戦争に突入したとしても、市民レベルでの対話がまるでないままなだれ込むよりずっと健全な気がする。
翻訳技術がめちゃくちゃ発達してマジで垣根がなくなったらまた一つ世界は変わるのかも。共通言語を持たれて困るのって神ぐらいなんじゃないの。
韓国人はバリバリ日本語喋って、日本語でツイッターしてて、Youtuberは街角アンケートで文政権支持が2割しかいないとかやってんのに言語の壁がなんだって?