いまから約一年前、当時付き合っていた彼氏と別れることになった。
そのとき、わりと仲良くしてくれてた職場の男の先輩にもそのことを報告することにした。なぜなら、先輩に対してその彼氏に関する相談を何度かしていたからだった。
その話をした途端、先輩から頻繁に連絡がくるようになった。しかも、話題はいつも「デートしよう」、「可愛い」などまるで自分に気があるような言葉ばかりだった。
最初は正直戸惑ったが、その先輩はいつもとても優しく、無言実行でいろんなことを成し遂げるなど、人として本当に尊敬できる素敵な人だった。
なにより、彼氏と別れた傷心もあったので、先輩に惹かれてしまうのにそこまで時間はかからなかったと思う。
しかし、その会社の先輩には3年ぐらい付き合っている彼女がいた。
たまに彼女の愚痴を言ってきたり、結婚するのためらうな〜とかいったことを私に話してくれていたので、もう彼女に対してそんなに気はないんだろうな〜、なんて考えていた。今思うと、少しは相手を疑うべきだったな、と反省する。
そんなやりとりを2ヶ月ぐらいした後、先輩からのお誘いでいよいよデートをした。
デートの間、先輩は終始私を気にかけてくれた。先輩は本当に優しかったし、なにより、こんなに楽しいデートは久々だった。
だが、その日の夜。
先輩から電話がかかってきて「実は3日前に入籍した。」と言われた。
先輩に惹かれていた私はショックを隠しきれず、思わず「裏切り者!」、「じゃあなんでデートに誘ったの?」とか「入籍したのなんて知らなかった!不倫みたいになったじゃん!」などと暴言を吐きながら思わず電話先で泣いてしまった。
いや、正確には嗚咽を漏らしたんだが、たぶん先輩にはバレていたと思う。
そのときの先輩の言い分としては、「実は君のことが気になってた」ということだったが、その言葉が本当かどうかはさだかではないし、今思うと、プチパニック状態だった私を少しでもなだめるためにはそう言うしかなかったんだろうな、と思う。
それよりもショックだったのは、電話を切った後LINEで「あのさ、彼女と仲が悪いなんて言ったことないよ。でも、もしそう思わせてしまったのなら、ごめん。」と言われたことだった。
なんでよりによってこんな傷付く言葉を言うんだろう。しかも、文章なんてこちらからデータを消さない限り一生残り続けるものだ。
なぜ、わざわざそんな傷付く言葉をあえて文章で伝えてきたんだろう。
私はなすすべなどあるはずなく、ただ部屋で号泣することしかできなかった。
念のため書いておくが、先輩とのデートはたった一度きり。また、体の関係はおろか、キスさえも全くなかったのが不幸中の幸いといったところだろう。
よくわからんけど増田の勘違いじゃないかなぁ そんな気がしてならない
元田です。たしかに、ただ私が勝手に勘違いして舞い上がってしまっただけだったのかもしれません。でも、なぜデート前に思わせぶりな発言をしてきたのか気になります...。元気出し...