この記事を読んでいる貴方、貴方に苦手な人や関わり辛い人はいますか?
もし、そういう人がいるなら、そういう人とこそ思いっきり話をしてみて下さい。
この増田は、"苦手を苦手でなくす方法"の話です。
かつて、私にも苦手な人・関わり辛い人がいました。
この増田は、そういう人達をどうやって苦手でなくしたかを踏まえて、苦手を苦手でなくす方法をまとめてみた話です。
かつて、私には苦手な人、関わり辛い人が居ました。
苦手や関わり辛いという気持ちが生じた時、人は「その苦手の理由を自分の中に求める(自分の中で整理する)」か「苦手の理由を相手に求める(私が相手を苦手なのは相手のせいだ)」のどちらかになります。
昔の私は後者でした。
ですが、ある時、苦手な人とどうしても二人で作業しなければならなくなり、仕方なく苦手な人と話をしてみました。
その結果、前者へと変化しました。
その時どんな話をしたかというと。
私:私、貴方が苦手なんですが。
相手の反応:うん、知ってる。
相手は、私が相手の事を苦手と思っているのに気付いていたから話しかけ辛かった(苦手だった)。
一言で言うと、人間はそんなに鈍感な生き物ではありません。
「あ、こいつ私の事を苦手と思ってるな」とか、意外と気付いているもので、気付いているから関わり方に迷いが生じて、相手側も壁を作るという事はよくあるみたいです。
「苦手の理由を相手に求める(私が相手を苦手なのは相手のせいだ)」タイプの人は、この「自分が誰かを苦手と思う時、誰かも自分を苦手と思っている」という所が想像できていないパターンが多いです、実際、私がそうでしたから。
苦手な気持ちは相手から自分に対する苦手を生じさせる事が有ります。
私:こういう事言うと失礼かも知れませんが、何か、一緒に仕事してて波長が合わないなって。
相手の反応:波長って言い方は良く解らないけど、合わせようと思ったら、先ず相手がどういう波長を出してるか知らなきゃだめなんじゃない?
そういえばそうだなと思いました。
相手を苦手と思ったら、そこで相手に関して深く考える事を止めて、相手の表面だけを見て、表面から「多分こう思ってるんだろうな」と考えて
自分の思い込みが事実と合っているのかどうかの確認をする事がなくなってました。
「苦手の理由を相手に求める(私が相手を苦手なのは相手のせいだ)」タイプの人は、こういう風に自分の中で閉じた世界を作ってしまい、相手が本当はどういう人かという事を考えなくなってしまう事が良くあります。私がそうでしたから。
想像で敵を描くというんでしょうか、その想像を自分の中で正解だといつの間にか思い込んでしまうんでしょうね。
相手:僕にも昔苦手な人がいてね、それをどうやって解消できたかというと、今の貴方と同じで思い切って話しかけてみたんだ。
私:はい?
相手:苦手って思うのは何故なのかって考えた時に出てきた答えが「相手についてよく知らないから」なんだなって気付いてね。
私:それで、どうなったんですか?
相手:「貴方の事苦手です」って話しかけてみたら、今の貴方と同じ「うん、知ってる」って言われた。そして、今、貴方に話してる様な事を言われた。
これは、相手から言われて気付いた事なんですが、苦手という気持ちに始まり、相手を想像で固めてしまうと、そこから先は、その想像に基づいて相手がどういう人物なのかが広がっていきます。
そうすると、「本当の相手」と「想像の相手」の間にどんどん差異が生じていきます。
相手の人は、「自分は相手の事をこう思ってるけれど、本当は違うんじゃないか?」と思う出来事があって、相手について知るために思い切って話しかけてみたんだそうです。
相手:苦手な人に話しかけるのって怖いよね、でも、大抵の苦手は「相手をよく知らない」から生まれるんじゃないかと僕は思うよ。知ってしまえば意外と苦手は無くなるからね。
思い切って苦手な人に話しかけて「本当の相手」と「想像の相手」との間の差異を生める事が出来れば、苦手は意外となくなる物なんだという話を、相手はしてくれました。
そこで私が気付いたのは、こういう相手の器の大きさが自分には無い物だったから苦手だったんだなという事でした。
知ってしまえば苦手は無くなるというのは本当なんだなーと。
あくまでこれは私が体験した一例でしかないですが
貴方に苦手な人や関わり辛い人はいますか?
もし、そういう人がいるなら、そういう人とこそ思いっきり話をしてみて下さい。
「苦手な相手に対するイメージが貴方の中で固まっていて、本当の相手から大きく離れていた」という事は良くあります。
苦手は、相手を知らないから生まれるという事に気付ければ、それは自分を成長させる大きな一歩になると思います。
知らないから嫌われてるんだな、と思い込めれば自分がセーフティだもんなw