2018-09-30

僕は立派な人間になれるだろうか

僕が大学院を出て就職したのが今年の4月大手SIerグループ会社就職した。

今は配属先にも案件にも恵まれ、それなりに楽しくコードを書いている。

そして思う、僕はこの先満足の行く人生が送れるのかと、この社会に爪痕を残せるのかと、何のために生きているのかと。

先月同期が一人退職した。

技術力という点では僕と大差はなかったが、僕よりはるかに優秀な人間だった。

からこそ辞めてしまった。

彼は運が悪かった、そして彼にとってこの会社は遅すぎたようだ。

今頃得意なことを活かし、僕の月収の何倍も稼いでいる頃だと思う。

僕は常に他人が羨ましい。

先述の元同期、とある勉強会で年下なのに技術の深部についてプレゼンしていた方、研究室の後輩など。

彼らは人生の目的を持っていて、それに向けて努力をし、結果が追いついている、それがたまらなく羨ましい。

一方で自分はどうか、僕には人生の目的がわからない。今すぐ死ぬとしても、何の未練もなく終われてしまうと思う。

そして僕は能力が低い。

学生の頃は気にならなかった、まさに井の中の蛙だった。

会社に入り優秀な人を見る機会が増えた、仕事ができなくて怒られる機会が増えた、現実に気がついてしまった。

とりあえず努力もしてみた。

しかし薄い、質量ともに足りない、熱量がないか集中力がない、気がつけば娯楽に逃避している。

僕が娯楽に逃避している間に彼らは先に行く。

学生の頃はぼんやりと、特定の界隈ぐらいでは有名になれるだろうと高をくくっていた、自分は誇れる結果や歴が残せるだろうと思っていた。

しかしどうだ、この土日も薄い努力をし、交友を広げようともせず、何かに挑戦する気配もない。

僕は何のために働いているのだろう、生きているのだろう。

ああ、こんな文章を書くのに時間を使ってしまった。

日課筋トレをしなければならないが、これも中途半端だ。

なにか一つ誇れるものがほしい。

人生の意義がほしい。

  • 一生こき使われてのたれ死ぬから安心しろ 人並みの人生送れるなんて思ってんじゃねえぞ、ゆとり未満の失敗作

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