2018-09-15

から大事な話があると連絡があって

父が白血病らしい。

母は電話口で泣いていた。


私はまだ全然何も分からなくて分からない。

何となく良くない病気であることは分かる。

昔読んだヒロシマ悲劇白血病少女物語イメージ


白血病の疑いが出たのも今週頭の話で、今日になって明確に白血病であること、思っていた以上に良くない状況であることが分かったらしい。

すぐに入院することになって、無事に退院することが目標になるらしい。

え?目標そこ?そんなレベル


母は白血病の疑い段階をあえて私に伝えておらず、結果いきなり動揺させることになってごめんねと私に対して泣いていた。


もうすぐにでも治療が始まり、まず強い抗がん剤を打つ。

その抗がん剤はかなり強力で、2週間続けられる人はあまりいないらしい。

この2週間という表現はよく分からない。2週間続けることに意味があるのか、当て続けることに意味があるのか、耐えれなくなったらどうなるのか、そこまでは聞けていない。


結局のところ深刻さやそもそも病気について私は何も知らないので、とりあえずググってみた。

あるガンの研究機関サイトに色々説明があったので読んでいたのだが、その結びに「どうか希望を棄てずにがんばってください」とあった。

やっぱりそんなレベル??絶望感を味わうのがスタンダードな状況??


こんな状況なのに私はまだ実感も何もなく、今ものすごく冷静だったりする。

びっくりもあまりしていない。

ただええ?ほんとに?と自分の中に入ってこない。イメージがわかない。

私はまだ身近な人の死を経験していないし、本当にまだ何も感情がわかない。

でも何とかなるでしょ?と思っている。

抗がん剤でお父さん大変だろうな、お母さんも憔悴してないかな、大丈夫かな、とはぼんやり思うが、でも何とかなるんでしょ?大変さの先に元どおりがあるんでしょ?って。


朝一で実家に向かうので、洗濯が回せないな、荷物再配達が受け取れないな、みたいな考えも同居している。


えこれってやっぱりそんなにやばい状況なのかな?そうなんだろうな。でも何も想像がつかないしわからないよ。

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