2018-08-30

大学受験

今年大学受験高校三年生2000年まれの揃い踏みだ。私たち2001年まれ2000年逃しちゃったベイビーズなんて適当に呼んで生きている。

森絵都のつきのふねで2000年が来ないと信じていた世界があったことを知った。わたしは思う。たしか世界は一度死んだのかもしれない。自分が生まれ世界の以前の証明を、何人たりともわたしにすることはできないのだから

そんなことばっかり考えてたクソガキも、絵ばっかり描いて小さいころから本の虫で、時にアングラ世界に揉まれながら、適当に生きて、今や人生の岐路に立っている。

わたしという個人美術予備校先生には金属勉強をしたいといい、学校先生には工芸作家になるといい、母親には漫画家になるといい、友人にはアニメーターになるという。何者なのかわからない。自分でも驚くほど、息を吸うように嘘をついてしまう。否、嘘でないのだろう。すべてが本当なのだ。体は美術大学の受験に備え、脳は小説映画に溺れ、妄想漫画家として輝く自分だ。

高校進学のために勉学に励んでいた自分が懐かしい。進学校合格したまではよかったが、自分より賢い友人たちに揉まれ、甘えることを覚え、わたし視野は不必要なほどに広くなり、遠くのことばかり考えている。

眼前の大学受験がたまらなく不安だ。わたしは何者になるのだろう。夢を現実にしなければならない歳になり、つくづく思い悩むのだ。夢は夢のままがいいものか、現実にすべく努力すべきか。

ただ栄光の道を歩む自身妄想し、甘い世界に浸って死んでゆくのだろうか。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん