今朝アスペルガー症候群と診断された。
青天の霹靂だった。まだ十分には受け入れられてない。
何かあると思って精神科に行き、色々なテストを受けたわけだが、まさか自分が軽々しく他人事として口にしていたあの「アスぺ」だとは。夢にも思わなかった。
しかし何だろうこの清々しさは。心が軽い。現実は何も変わらないにもかかわらず、得体の知れない生きづらさや不安を、多少なりとも論理的に説明出来るようになったことに、痛いほど安心している。
ここまで本当に辛かった。明日からも辛いだろうし、改めて生存戦略も練らなきゃいけないとなれば、この安心感もそうは長く続かないのだろう。
ただ、それでも前向きでいられるのは、理解のある(ただ変わってるだけなのかもしれないが)少数の友人に恵まれたことだ。
早速僕にそんな兆候があったか聞いてみると、全員が全員、「よく分からんけど今までと何が変わるわけでもない」と素っ気なく返してきた。
何故完全に孤立することがなかったか、その理由を彼らの言葉に見出せた気がした。
また、精神科は部分的な情報から人格を決めつけるイメージ故に敬遠していたが、あくまで一人のおばさんの意見として聞いてくれればいいという先生の謙虚な態度が僕の毛嫌いを少し和らげてくれた。
こればかりは運もあるだろうけど、同じようにアレルギーを感じて相談出来ない人がいるなら、思い切って門を叩いてみると事態が好転することがあるかもしれない。今回の経験から抽出出来る数少ないジェネラルなアドバイスとして、書き留めておく。