2018-07-10

例の糞デザイン図書館

みんなデザインってものデザイナー様が適当オナニーするだけの仕事だと思ってるのかも知れないけど、決定権は依頼主にあるからね。

ツタヤ図書館ときデザイナーよりも武雄市長に非難が集まったでしょ。本来そういうことよ。

糞みたいなデザインは、ある種依頼主が糞を望んだ結果だとも言い換えられるわけ。

少額のデザインなら成果物をいきなり提出されて依頼主は不本意、ということもあるだろうけど、何億もかかる図書館建築でそれはない。

普通デザインですら何度も打ち合わせを重ねて、意見交換認識齟齬がないか擦り合わせる。依頼主がOKを出してないのに勝手に作っておしまい、なんてことはあり得ない。

まり、この話の一番の問題は、最高学府たる大学が、本を探すことすら困難で勉強しにくい糞図書館であることを「知っていながら」許可したっていうこと。大学学問否定するような施設無駄に作ったのですよ。馬鹿さ加減ではデザイナーの比じゃない。

もしデザイナーに任せっきりで騙されたんだとしたら責任感がなさすぎてあり得ないし、図書の分類と表示は基本要件なので知らなかったはずがないんだけどね。

普通馬鹿で糞なデザイン案が出されても、提案時にぶん殴って却下すればそれで終わる。大学側は当然そうすべきだったのに、本なんて探せなくても構わないでしょ使いにくい図書館でも別にいいじゃん、とOKを出したことの方がどう考えてもヤバイわけ。

デザイナーだけを叩くなっていうのは、スケープゴートにされてこういう背後の問題が見えにくくなってしまうから

デザイナーデザイナーで叩いていいんだけど、依頼主の方が責任も大きいんだから何倍も叩かれるべきなのよ。

叩かれたデザイナーはまだ成長する可能性があるけど、叩かれない大学はきっとまた糞みたいな施設を作るよ。

  • 糞デザインを上納した事には変わり無い

    • 出来てから1年近く経ってる上にクソデザインだと文句言ってるのはたかだか数人だからな

    • こういうデザインを大学側が所望したのかもしれんぞ

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