2018-05-11

さようなら

中学1年生から15年間、いわゆる腐女子だった。

時には作品の設定丸無視で、好きな作品登場人物同士を頭の中で恋愛させていた。二次創作同人サイト同人誌を読み漁り、名前も顔も知らない、どこかの誰かが公開してくれた作品を通して彼らの関係性に悶えていた。

女子は全く通っていない。根っから腐女子だった。

しかしこの頃、就寝前のルーティーンTwitter徘徊うんざりするようになった。時折読み返していた同人誌を読みたいと思わなくなった。内容の性的接触の有無等は全く関係なかった。思い当たるきっかけは全くない。とにかく、あんなに好きだった自分妄想気持ち悪くなってしまった。

twitterアカウントを削除し、同人誌を捨てた。

セクシュアリティや愛のあり方は自由だという考えは何も変わらない。他人ケチをつける気も全くない。ただ私がBLを嫌いになったのだ。

漫画を読み返すと、キャラクター気持ちがこれまでよりはっきり流れ込んでくる。Blu-rayを見返していると、ストーリーを真面目に考察する自分に気付く。新しい発見ばかりだ。(これはあくまで私に起きて、私が感じたことだ)

長年大事にしてきた妄想世界を失って少し寂しい気もするが、それと引き換えに現実と向き合う力は少し増した気がする。

またいつか再燃する時が来たりするのかな。それも面白いな。

今はこの新しい世界を楽しもうと思う。

  • うんち

  • 自分もちょうどそれくらいで憑き物でも落ちたかのように足洗ったけど、5年後に再燃して現在進行形だから油断は禁物

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