ここ最近、発達障害の人が増えてる、と話題になっている。学習障害やADHD、アスペルガーなど
いろいろあるみたいで、大人になってから診断を受けた人も増えているんだとか。で、こういうのって、
生まれつきの脳の障害が原因らしく、適切に療育を受けることが肝心だと言われているようだ。
でも、こういう人って、今は発達障害だって言われるけど、昔からいたよなあ、と思う。ただ、
昔は単に「ちょっと変わった人」だと片付けられていただけで…。クラスに数人は、こういう人たちって
いただろう。
僕自身も、アスペルガー気質を持っている。実際に診断を受けたことはないけど、あまり空気が読めないし
正直者だし、数字好きだし、鉄道好きだし…。今の自分は30代後半だけど、もし子供時代に「発達障害」なんて
いう障害が今のように問題視されていたら、自分にも診断が下って障害者として生きていたのかもしれない。実際に社会人になってから、
周囲と自分とがあまりに違いすぎることに対して生きづらさを感じてきたし、それゆえに、サラリーマンであることを
でも、アスペルガーの人って、「言葉を言葉通り受け取る」ことが問題のようだけど、個人的には
言葉通り受け取って何が悪いんだ?と思う。そもそも誤解させるような言葉を発する方が悪いのでは?と
思うし。例えば、職場の上司に「やる気ないんなら帰れ!」と言われたとして、「はい、分かりました」と言って
帰るのが問題だと言われるけど、そもそも、そんな風に怒る方が悪いのでは??ただ、これに関しては
僕も1回、言葉通り受け取ったことで、かなり痛い目に逢ったし、以後は、こういう怒り方をされた
場合でも帰ってはいけない、ということを学習したので、帰らないようになったけど…。
まあ、アスペルガーの人であっても、このように1つ1つ「この場合はこうしてはいけないんだ」という
ことを学習していくことで、徐々に生きやすくなっていくのかなあ、と思う。また、たとえ発達障害で
あっても、少人数でも気心が知れた友達がいるんだったら、それは「障害」じゃなくて「個性」と呼んでもいいような
気がする。実際に僕にもそういう友達や仲間がいる。発達障害って問題だと言われている
けれど、本当に問題なのは、学習能力が無い人や、友達が1人もいない人なのではないだろうか…。
僕は、もうすぐ独立してフリーで働くことになるけれど、フリーだったら、集団の空気を読まなくて良いし、自分の
目の前にいるお客さんのことだけを考えて仕事ができるので、これだったら何とかやっていけそうだ、という気がする。
まさにその障害が原因で、学習能力が発揮できなかったり友達が1人もできなかったりするのではないかな。 増田も生きづらさを感じていただろうけど、それほど重度ではなく、環境に...